木村花さんが悲しい事になりました
私はあの番組も一度も見た事がないし、彼女の事もこの事件で知りました
ニュースだけであれこれ書く事はできませんが、残念です辛かったんですね
ご冥福をお祈りいたします
私の知人にも自死された方がいます。
「誰かに相談しなかったのか」
なんていう言葉もありますが、それができればこんな事にはならないのです。
知人の方もそうでしたが、私は彼から
「パソコンで年賀状を印刷がしたいので教えて欲しい」
と言われました。数日、印刷の説明に通い
「明日の朝一番にハガキを買ってきて印刷をするよ」と嬉しそうに言っているのを聞き、夕方に別れました。
そしてその日の22時過ぎ電話がかかってきました。
ずっと楽しくパソコン触っていたのに、明日年賀状印刷するって言ってたのに…
自死される方は突然なのです
よく残された方が「あの時こうすれば」と言われますが、それは難しい
普通の生活をプツンとやめるのです
顔が見えないネットの世界
今からもう20年以上前?もっと前でしょうか、今ほどSNSも発達していない時代。
友人が自分のパソコンを買いました。インドアでアニメオタクな友人B子私より4つ年下です、ネットができる様になって世界が広がりました。
そこで出会ったのがとあるアニメのコミュニティ、その中にミニゲームがありました。その頃は「アプリ」なんて言葉もなかったと思います
ちょっとしたカードゲームで元々のプログラムがあって、名前や絵を変えて遊べるといったゲームです。
ゲームしながら、メッセージも残せるので私もB子も結構夢中になりました。
ゲームで勝つとアイテムがゲットでき、それを組み合わせてアイテムを作り、売り買いができる感じだったか…(忘れた´д` ;)
するとやっぱり荒らす人がいたり、心ない暴言を吐く人がいるんです。
管理人の方もゲームをメインに管理されている訳ではありませんし、このコミュニティで収益をあげている訳ではなく、全くの趣味でされている所にお邪魔しているのです。なのに皆やりたい放題でプレイヤー同士の変なルールができたり。
環境は悪かったですね
するとB子がいちいち注意するんですよね
自分の作ったアイテムなど「お一人2点まで」と表記していても全部買っていく輩とかがいると、それはもうきつい言葉でメールを送るんです
たしかに横着な人もいるんです
ただ自分は関わっていない所にまで
「あなた間違っていますよ、ちゃんとルール読んでいますか?」
「迷惑です」など
コミュニティに入るたびに、この人もあの人も間違っている…と注意を流しに行くのです。
他にも、とある掲示板にいっては発信者に意見をしてみたり指摘をしたり
ネットをしているB子を見ていると、目がつり上がり怖い顔をしているなぁとよく思いました。
次第に口に出して怒る時もあり、その時に
「放っておきなさい」「これはネットやから」「他のトラブルに関わらなくていい」
と言いましたが、B子からすれば「この人たち違ったことしているんだよ?」
言いたそうでした。
普段のB子は人にむかって意見を言ったり、指摘したりとかできる様な人間ではありません。どちらかと言えば「我関せず」な態度でいる方なのに何故、こんなにつっかかって人に意見しているのかがわかりませんでした。
そうしているうちに、言葉の行き違いで仲の良かったユーザーさんと決別したり(後に誤解がとけた)逆ギレされてボロクソにコメント欄に書かれたりして、ひどく落ち込む日々が続きました。泣いている時もありました。
しばらくしてコミュニティも閉鎖されました
B子もインターネットというものを徐々に理解していったのか、あの頃の様な執拗に書き込んだりなどもしなくなりました。
あの執拗までに指摘したり注意をしまくるB子はあれがB子の本心なのかも知れない
普段は何も言わず、我関せずな態度はしているけれど本当は言いたい事や腹が立つ事が、顔の見えない自分の姿を見せなくていい世界で爆発していたんだなぁと思います。
ネットというものがどんなに進化していっても書かれた文字だけで判断するのはものすごく難しい事です。
文字を見た人のその時の気分も影響してきます
”もし自分にとって嫌な言葉や暴言を書かれたら”
何回も繰り返して読まない、文字をなぞらない
かな…
それとやり返さない
同じ言葉で言い返すはやってはダメな事、自分で自分を罵倒している様なもの
そして自分が書き込む時、この文字を見た人はどう思うかな?
と送信のボタンを押す前にちょっと思う事
B子の「あなた間違っていますよ、ちゃんとルール読んでいますか?」
なんていきなり言われたらムッとしますよね?
もしくは怖くなるか
- ついうっかりルールを無視してしまった
- 知らなかった
- 知っててやってしまった
相手の状況はわかりません
◯◯は2点まででお願いします
くらいでとめて、様子を見てまだ無茶をされる様なら
ルールの説明、やめてほしい事
など人を黙らせてやろう的な言葉は書かない
それでもダメなら、他の方法で関わらない方法を考える
表現の自由だからと無茶苦茶言っていいという意味ではないのです